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絵本「ちーたんとあきちゃん」

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この絵本は八代亜紀さんの遺作となってしまいました。
八代さんは保護猫ちゃんを育てているとテレビでも言ってましたね。
生まれた時から足が悪い子猫ちゃんは誰にも引き取られずに
寂しそうに保護施設に残っていたのを見つけた八代さんにすぐ懐いて
家に連れて帰る決断をされたと書いています。
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ちーたんと名付けられた子猫ちゃんをそれはそれは可愛がり
資金面でご苦労が多い保護団体さんの力になりたい・・・
生来の優しさでそう思われたのでしようね、
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それで絵本を出版して得たお金を保護団体さんに寄付しようと思われたのでしょう。
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そんな折中学生だった孫に八代さんから「絵を描いてみない?」と
声をかけていただいたようでした。
孫が好きで描いたイラストをたまたま目にしたのかも知れません。
八代さんはプロの画家なので八代さんの絵の方が断然いいですよね。
でも絵本なので子供の絵にしたほうが良いと思われたのでしょうか。
当然孫はとても荷が重いとお断りしたようですが絵本の出版は
保護猫ちゃん、わんちゃんを少しでも助けたい為なのだとお聞きして
引き受けることになったようです。
孫の家のワンちゃんも保護犬だったので気持ちは良く分かったのでしょう。
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この絵本の売り上げは保護団体さんに寄付されること。
なので八代さんも孫もボランティアで描くことなどの説明に
納得して取り掛かったのが2022年でした。
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我が家に泊まりに来ても描いている姿をみていました。
最初はちょっとした手作り感のある絵本だろうと思っていました。
昨年初めごろ息子から送られてきた絵本を手にして(*_*)
こんなにしっかりとした絵本になるとは考えてもいなかったのです。
これは我が家も協力したいと合わせて20冊ほど注文。
ちょっとした戸惑いもあったので息子達や姉たちと夫の兄弟姉妹に
先ずは送らせてもらいました。
15才になった孫が周りの人に知れるのが恥ずかしいと言うので中々
言い出せないでいたのです。
そんな中、八代さんの思いがけない入院・・・そして悲しい結果に。
色々な想いがあって出された絵本です。
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こういう絵本の存在を知ってもらえると嬉しいので思い切ってブログに
書くことにしました。
保護されたちーたんを育てることになったいきさつと少しずつ家の子に
なっていく様子が書かれています。
そして八代さんがいなくなった後も、ちーたんは大事に育てられて
いるとお聞きしています。


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